August 10, 2025

🇫🇮 2025年フィンランド旅行記 - ① 出発

今月初め頃、夫婦でフィンランドに行った。

一番の楽しみは大好きなイッタラ・アラビア1の食器を購入することだったが、フィンランドはとても素敵な場所でとてもいい旅になった。興奮冷めやらぬ内に記録を残しておこうと思う。

日本からフィンランドへ

土曜日の午前4時半、僕たちは羽田空港に向かっていた。
妻も僕も眠い目をこすりあくびをかきながらもまだ見ぬ北欧の地への期待に胸を膨らませていた。

自宅からタクシーでバスタ新宿に到着したのち、羽田空港までのリムジンバス2に乗り換えた。
相模原市に住んでいたとき、早朝の便に乗るためには空港近辺で前泊する必要があったので、この時間帯に公共交通機関を使えるのはとてもありがたい。

午前6時より少し前に羽田空港第三ターミナルに到着した。夏休みシーズン真っ只中だからかまずまずの混雑具合だった。JAL のチェックインカウンターは午前6時の受付開始に向けて行列ができていた。

まだ搭乗時刻まで時間もあるから急ぐ必要はない、と妻が言った。到着ゲートフロアのタリーズ3でコーヒーとクロックムッシュを食べながら時間を潰した。

僕たちは JAL 47便 4 東京・羽田空港発 - ヘルシンキ・ヴァンター空港行きを予約していた。羽田空港は言わずもがな JAL 便が多く就航しており、カフェで時間を潰した後もカウンターの混雑は続いていた。

ようやくバゲージドロップやその他の出国手続きを終えて搭乗ゲートエリアに着くと、搭乗開始まで10分程度にまで差し迫った時刻だった。僕たちは顔を向かい合わせ、急ごう、と示し合わせた。妻はターミナル内の両替所に向かい、僕は自販機でドリンクとパンを買い込み、5分程度で準備を万端にしてゲートに向かった。 (言わずもがな、ダイヤが超密集する羽田空港で定刻通りに搭乗が始まることはなかったが)

JAL での旅はとにかく快適である。CA さん全員日本語が分かるのはもちろんのこと、LCC や海外のキャリアでは考えられないような細かく丁寧な気配りをしてくれる。機内食も日本人の口に合う味が多い。狭いスペースで長時間過ごさなくてはならない国際線のフライトではより一層 JAL の温かい接客が沁みる。

そうして僕たちはまだ見ぬ地、北欧に向かうのであった。


食事が2回出た。どちらも美味でした。
これとは別に軽食も一回出た。


日本から北上してベーリング海を縦断したのち北極圏を通ってヘルシンキへ。ロシアの上空を通過できるようになればヨーロッパは更に近くなるんだろうな、と世界平和に想いを馳せる。

続き: 🇫🇮 2025年フィンランド旅行記 - ② ヘルシンキに到着、そしてサウナへ


Footnotes

  1. フィンランドの食器メーカー

  2. Airport Limousine; 早朝の本数が多くてありがたい

  3. タリーズコーヒー 羽田空港第3ターミナル店

  4. https://www.flightaware.com/live/flight/JAL47

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